インプラント反対派から賛成派に

ブリッジや部分入れ歯・総入れ歯による治療の限界

ここでブリッジや入れ歯について簡単に説明いたします。

 

ブリッジ

ブリッジ1 ブリッジ2 ブリッジ3
失った本数が少ない場合は、ブリッジによる治療が行われるのが一般的です。
ブリッジは失った歯の両隣を大きく削って、その歯を支えに橋をかけるように固定式の冠をかぶせる治療法です。
両隣の歯をかなり削る(場合によっては神経もとる)ことになりますが、固定式で、面倒な取り扱いがなく、ご自身の歯と同じくらい咬める事が大きなメリットです。

 

部分入れ歯

失った本数が多くなると、取り外し式の部分入れ歯による治療が行われます。
部分入れ歯 部分入れ歯2 部分入れ歯3
歯ぐきを支えに咬めるようにし、残っている周りの歯にバネをかけることで入れ歯を安定させます。バネのかかる歯と歯茎に負担を分散させて咬めるようにします。
歯茎を支えに咬むわけですから、残念ながらご自身の歯のようには咬めません。違和感やしゃべりにくいという問題もどうしても出てしまいます。

 

総入れ歯

総入れ歯
全ての歯を失うと総入れ歯による治療が行われます。
入れ歯を安定させるためのバネを欠けることが出来ず、歯ぐきだけを支えにする治療のため動きやすい、咬みにくいといった問題が出やすくなります。

ブリッジも入れ歯も、ご自身の歯や歯ぐきに力を分散してもらい、歯を失った部分の機能回復をする治療法です。

勤務医時代に、一般的なブリッジや部分入れ歯、総入れ歯はもちろんのこと、

・歯を削る量を少なくして作るブリッジ
・ご自身の歯と同じようにしっかり咬める部分入れ歯
・動きにくい総入れ歯
・違和感が少ない入れ歯
・見た目の自然なブリッジや入れ歯

といったものも教わり、実施していました。

多くの患者様から、「今までよりもずっとよく咬めます」「痛くなくなって良かった。ありがとう」と言っていただけるのですが、実はブリッジや入れ歯による治療には大きな問題が潜んでいるのです。

ブリッジや入れ歯の平均寿命について公表されているデータを見てください。

ブリッジや入れ歯の平均寿命

ブリッジの平均寿命・・・7年
両隣の歯を大きく削って作ったブリッジは平均7年でダメになっています。
掃除がしにくく、歯垢がたまりやすい構造なので、虫歯になったり歯周病が進行しやすくなるからです。
もちろんもっと長持ちすることもありますが、平均的にはあなたが考えている以上に短い期間でダメになります。
入れ歯の平均寿命・・・3年
新しく入れ歯を作っても、平均3年で作り替えが必要になっています。
これは入れ歯自体が壊れるといった不具合もあるのですが、それよりも入れ歯のバネをかけているご自身の歯が悪くなったり、あごの骨がやせてしまって入れ歯が合わなくなることが大きな原因です。
部分入れ歯のバネがかかる歯は、数年たつと相当の確率で虫歯になる上、バネによって揺さぶられた歯は歯周病が進行しやすくなります。

総入れ歯になってからも、入れ歯が歯ぐきを圧迫することで、顎の骨が徐々にやせていくため、数年たつと入れ歯が合わなくなってくることが分かっています。
総入れ歯になった後も治療のやり替えが定期的に必要になります。

要するに、日常あたりまえのように行われている治療が、気を付けないとかえって残っている歯を傷つけることになっているのです。

患者様と話をしていると、「昔は歯に自信があったのに、1本抜いてからどんどん悪くなって・・・」
「入れ歯にしてから年々バネのかかった歯が痛んで抜いていきました・・・」という声をよく聞きます。

「1本歯を失うと次から次へと加速度的に歯が悪くなっていく」という悲しい現実があります。

では何故私たち歯医者がブリッジや入れ歯を作っているかというと、「歯や歯ぐきを痛めることは分かっているけれど、それ以外方法がないから」 「咬めるようにするために仕方ないから」 「何もしなくて放っておくよりはいいから」なのです。

 

前ページ / 次ページ

 

インプラント反対派だった私が、インプラントをお勧めするようになった本当の理由
その1.インプラントとの出会い/インプラント反対派となった理由
その2.ブリッジや部分入れ歯による治療の現実
その3.インプラントを行うまでに/実際に行ってみて分かったこと
その4.多くの方にインプラントが出来るように
その5.インプラントをお勧めする本当の理由
その6.インプラントを希望する方にお願いしたいこと

PAGE TOP